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トリドールの新業態の多店舗化 郊外にカフェを展開

トリドールホールディングスは2018年3月期、カフェの新業態の多店舗化を始めます。

新規出店や主力業態の「丸亀製麺」からの転換で4年間で100店舗以上の出店を計画しています。
郊外を中心に出店し、若い女性客らの取り込みを狙います。

同社には路面店向けブランドの「コナズ珈琲(コーヒー)」とショッピングセンター内に出店する「ラナイカフェ」の2つのカフェ業態があります。
喫茶だけではなく食事目的の利用客も取り込むため、パンケーキやロコモコといったハワイをイメージした食事メニューを強化しています。

コナズ珈琲

 

ラナイカフェ

2013年に出店をスタートさせて、運営方法などを検証してきました。

「丸亀製麺」から転換した店では売り上げが3倍近く伸びるなどの実績が上がったため、出店拡大に踏み切りました。

トリドールの売り上げの8割以上は「丸亀製麺」が占めてます。とんかつ店やてんぷら店などの新業態の拡大を急いでいますが、郊外型カフェも業態多角化の一環です。

 

 

 

急拡大の新業態展開をするトリドールですが・・・・

 

「丸亀製麺」も国内外1000店舗を目指しているトリドールですが、新しく取り組んでいる業態は

〇炭火、から揚げ、釜飯「トリドール」

〇焼きそば専門店 「長田本庄軒」

〇自家製麺醤油ラーメン「丸醤屋」

〇揚げたての天ぷら定食「まきの」

〇挽き立てコーヒーの店「クローバー珈琲焙煎所」

〇カツ丼 トンテキ「豚屋とん一」

これだけある新業態店をすべて成功させるのは大変ですね。

しかし、郊外への店舗の用地選定などのノウハウは「丸亀製麺」のノウハウが役に立つかもしれません。

会社としては飲食業を単品で経営することの不安もあります。

うどんという飲食業界に新しいライバルが出現することも考えられます。様々な業態に進出することによってリスクの分散を狙うのは正しい選択でしょう。

すでにトリドールは「クローバー珈琲」というカフェを昨年スタートさせています。店内で焙煎し、注文ごとに淹れるというお店です。

カフェという業態で、今までとらえていなかった若い女性を取りこむ狙いもあります。

しかし、郊外のカフェショップの展開には昨年上場したコメダ珈琲という強力なライバルが出てきました。ハワイ風の雰囲気のお店という所で違いを出すのかどうかはまだ見えません。

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