
無人で入会手続きを済ませられるロボットを早期に30台以上配置します。
また、カードに関する簡単な問い合わせに音声で回答する人工知能(AI)端末も3年で100台導入します。
窓口の人員を勧誘など会員の獲得に振り向けるほか、無人カウンターの営業時間も延長します。
ショッピングセンター「イオンモール」などにあるカードカウンターやイオン銀行の窓口に設置します。
カードの入会手続きではヒト型ロボット「ペッパー」を活用します。
顧客が個人情報などをタブレットに入力し、タブレットとペッパーを連動させることで入力の手順を説明したり、入力ミスをした時には指摘して直してもらったりできるようにします。
ペッパー1台で同時に3人まで、人が介在せずに手続きができます。
AI端末はIBMの「ワトソン」を使い、顧客の質問に自動で答えます。想定される700~800種類の質問に回答できるといいます。
新型カウンターはまず6月中旬に千葉市の店舗で実験を開始し、他の店舗にも順次広げる予定だそうです。
窓口に来る人は、もうクレジットカードを作るつもりで来ているわけで余計な対応は必要がないですね。
この点が、自動化できる一番の要因です。
クレジットカードの場合、入会審査が必要だったりしていたのですが、イオンカードの場合18歳以上で、電話連絡ができる人ならだれでも作れるんです。
銀行口座のない人なら、イオン銀行に口座を作ってもらえばいいわけだし。
これは、イオンカードが会員数を増やすエンジンになりそうです。