イケアがNASAと提携 宇宙滞在の家具を作るのかな?
家具販売で世界最大手のイケア(スウェーデン)は7日、商品開発に向けた研究で米航空宇宙局(NASA)と提携すると発表しました。
宇宙船など限られた空間での生活を快適にするための知見を得るのが狙いです。
研究成果を反映した新商品を2019年に売り出す予定です。
NASAとルンド大学(スウェーデン)の工業デザイン大学院は既に火星への旅や滞在に必要な条件を探る研究に着手しており、これにイケアが加わります。
同社は今後も地方から都市への人口移動が進み、狭い住居に対応した家具の需要が伸びるとみています。
その備えとして、宇宙生活についてのノウハウを商品開発に役立てられると判断しました。
イケアは米国や中国で事業を拡大し順調に業績を伸ばしていますが、時代の急激な変化に対応できるよう新規ビジネスの芽も探っているとのことです。
ただ「この提携でイケアが火星ビジネスに乗り出すわけではない」(同社)としています。
火星旅行や火星滞在のための家具、ですか。おそらく何十年も先のビジネスになると思います。そんな先の新規ビジネスの事を考える企業とはすごい存在です。
おそらく、家具の素材などから新しく考えていくのでしょう。
都市で生活するための、狭小住宅に合った家具というテーマは日本のメーカーにも勝機がありそうですね。