「ルイ・ヴィトン」がスマートウオッチに参入 ITで若者獲得ができるのか

   

フランスの高級ブランドのルイ・ヴィトンが腕時計型端末(スマートウオッチ)に参入しました。

7月11日に「ターンブル・ホライゾン」3モデルを全世界で発売しました。本体(ケース)のデザインから搭載するアプリまですべて自社開発しました。文字盤はモニター画面で針はありません。モニターには自国だけでなく予定や天気なども表示できます。

ネットを介して飛行機の搭乗時刻を表示したり、現在地から近隣の美術館や観光地を検索したりできます。

価格は税別で27万7千円~33万7千円です。

スマートウオッチは米アップルが「アップルウオッチ」を発売して以降、海外を中心に市場が拡大しています。ウエアラブル端末の世界販売台数は、今年は前年比50%増の1億8千万台を見込んでいます。

当初はソニーなどの家電メーカーが中心でしたが高級ブランドの参入も相次いでいます。
スイスの時計メーカータグ・ホイヤーは、インテル社と連携してスマートウオッチを発売。イタリアのエンポリオ・アルマーニもスマートウオッチの発売を8月に予定しています。

また、ドイツのモンブランは、心拍数モニターを搭載したスマートウオッチを手掛けています。

 

顧客の高齢化が進む高級ブランドは若い世代の取り込みが課題で、ITとブランド力を組み合わせ、訴求力を高めようとしています。

 

 

 

IT機器にブランドだけで勝ち抜けるだろうか

ルイ・ヴィトンと言えばバッグやスーツケース、アパレルや靴などを手掛けているイメージがありますが、実は時計も15年前から参入しています。

「ターンブル」というのは太鼓という意味で、時計の本体が太鼓のようにがっちりしているからです。この形は15年変わっていません。

ルイ・ヴィトンのスマートウオッチ参入の記事を読んで、2008年にPRADAが、携帯電話を発売したことを思い出しました。

価格は10万円です。(4万円のもありました。)

立派なケースに入っていて、カラーは真っ黒。PRADAのロゴが本体の背面に浮き上がっています。ロゴ入りのイヤフォンも付いています。

まあ、持っているということを自慢するための道具ということでしょう。
PRADAマニアの人が、携帯電話もPRADAにしたいということでしょうか。

で、今回のルイ・ヴィトンのスマートウオッチですが、

 

時計マニアは買いません。

もっと高くでお気に入りのを持っているから。腕に2本は着けません。

ルイ・ヴィトンマニアは買うかというと、高級バッグなどを買っていた人は買わないでしょう。では、若い人が買うかというと27万円~33万円という値段でスマートウオッチを買うのは無理でしょう。おまけにこれは本体の値段で、ベルトは4万円~6万円で別売です。

見た限りでは、その値段に見合う特別な機能があるようには見えないからです。

それと、IT機器は技術革新が速い。近いうちにスマホ本体の機能を持ったウエアラブル端末が出てくるでしょう。

激しい競争にブランドだけで勝つことができるか疑問です。

6月29日に、タカラトミーアー
新潟県新発田市にあるふじの井酒

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