アマゾンが日本に実店舗を持つようになるのか? ウォルマートが西友の売却検討

   

ウォルマートが西友の売却を検討しているという話

今朝入ってきた日本経済新聞の速報によると、世界小売最大手の米ウォルマートが、傘下の国内大手スーパーの西友を売却する方針を固めたとのことです。

複数の流通大手や投資ファンドと売却の話を進めています。既存の小売り大手と、米アマゾン・ドット・コムなどのネット大手との競合が激しくなり、ウォルマートは世界規模での事業の見直しを進めるのでしょう。その影響が日本にも押し寄せてきています。

売却が実現すると、その売却額は3000億円から5000億円とみられます。小売り大手や商社などのほか、投資ファンドなどが売却先として考えられます。

買収のメリットを考えると、コンビニエンスストアやドラッグストアなどとの競合で、スーパーマーケットの優位性は薄れていますし、全国に335店舗ある西友の物件の中には老朽化した物もあり、大きな設備投資がかかります。
また、同業が買収した場合は店舗や物流拠点の統廃合といったコストに加えて、人材面の負担も大きいのでメリットはあまりないように感じます。

それに、ウォルマートが買収して西友が成長したかというと全くしていません。買い手探しは難航するでしょうね。

 

アマゾン・ドット・コムが西友を手に入れたら

そこで勝手な想像ですが、国内の小売り大手、商社、投資ファンドが売却の話に乗らなかったら、売却価格の交渉がうまくいかなかったら、アマゾン・ドット・コムが引き受ける。という話はどうでしょうか。

アマゾンは、米国でホールフーズという高級スーパーを1兆5000億円で買収しています。まさにウォルマートに真っ向から勝負を挑んでいるんですね。
この買収により、ホールフーズは生鮮品の値下げをし、さらにアマゾンのネット通販の受取先などの機能を持つようになりました。

それと同じことを日本でやるということです。東京や神奈川など人口の多いところの店舗は、実店舗の機能にネット通販のハブとしての役割をプラスできます。
採算の合わない店は、物流拠点のハブの機能だけでもいいわけです。

私もアマゾンのネット通販を利用しますし、アマゾンプライムの会員になっています。
アマゾンプライムのすごいところは、年会費を払うと大抵のものが送料無料になるところです。この前は800円のアウトドアで使う箸、スプーンセットを上海の業者に注文しましたが、送料はかかりませんでした。

徹底的に顧客中心なのですね。また、プライムのサービスには無料でビデオが見れたり、音楽が聴けたりします。
どこまで利益度外視しているのかよ、というくらいです。

もしアマゾンが西友の店舗網を手に入れたら、消費者にとってはアマゾンから離れられなくなるのではないでしょうか。
しかし、既存の小売業者やサービス業者には破壊的な影響が出てきそうです。

売却先がどこになるのか、ちょっとワクワクしています。

しかし、ウォルマートが米国の脅威を感じている競合先に売却話をするかどうかはあまり望みがないように思います。
日本からは完全撤退するから一番高く買ってくれればどこでもいいよ~、なんて思っているとすればない話ではありません。

ちなみに、ウォルマートの広報は日本経済新聞の問い合わせに対し「うわさや推測にはコメントしない」と回答しています。

 
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