国産そばが4割高ですって!原因は北海道の異常気象なのですが・・・

 
今の季節は新ソバが出てくる頃ですね。ソバ好きにはたまらない時でしょう。
ところが、新聞に気になるニュースが掲載されました。

「国産ソバが4割高 北海道で深刻な不作懸念 」というニュースです。

国産のソバ粉にこだわってソバを提供しているお店や、ソバ麺を作っている会社などはこのニュースに頭を悩まされていると思います。
ソバ粉の原料となる国産玄ソバ(殻つきの実)の価格が高騰している。
主産地の北海道は初夏から日照不足や台風に見舞われ、種まきから収穫まですべての段階で大きな影響を受けた。
2018年産の卸値は17年産より4割高く、9年ぶり高値となった。
新ソバの出回り時期を迎え、ソバ店などには品薄と原料高への懸念が広がっている。

■9年ぶり高値

国産の十割ソバを扱う店はコスト高が深刻だ(東京・立川の八十八庵)

今秋に北海道で収穫された18年産は、商社が45キロあたり2万円台程度で製粉会社などに卸している。
17年産は同1万4千円台の取引が多かった。

ソバの作付面積で北海道は全国の4割を占める。
単位面積あたりの収穫量が多いため、おおむね年間3万トン強とされる国産玄ソバの収穫量に占める比率は5割近い。

北海道では6月中旬以降、日照不足と長雨が続いた。
「ソバは荒れ地でも大丈夫といわれるが、湿気には弱い」(専門商社)。
水はけの良くないくぼ地で種まきをやり直した地域があったほか、成長も遅れ、夏に咲いた花も少なかったという。
8月下旬から10月にかけては大雨や台風が相次ぎ、収穫に影響が出た。

主産地のJAきたそらち(北海道深川市)は「通常なら10アールあたり約45~65キロほど収穫できるが今年は20~30キロ程度。
ダメージは非常に大きい」(担当者)という。

北海道では17年産の収穫量が約1万8千トンだったが、18年産は仮に3割減るだけでも6千トンが消える計算だ。
全国2~4位の長野、茨城、栃木3県の合計(17年産で約5800トン)に匹敵する。

関係者の間では「北海道は半減してもおかしくない」(商社)との声もあり、需給逼迫が懸念される。
北海道産の価格は本州のソバ価格にも影響を与えるため、卸や飲食店は警戒している。

農産物価格は各種の補助金によっても左右される。
ソバ生産に対する国の交付金は、生産量に比例した部分の支払いが2等以上の品質のみが対象と決まっている。
収穫量が少ないと検査を受ける数量も少ないことから交付金も減る。

農家が所得を維持するには価格を引き上げる必要があるが、競合する輸入品との見合いも課題となる。

■ソバ店、価格転嫁に苦慮

ソバは一般に玄ソバからひくソバ粉に加え、コシを出すために小麦粉を使う。
比率はそれぞれ異なり「二八(にはち)ソバ」なら小麦粉が2割、ソバが8割。
玄ソバの高騰で原価が最も上昇しているのは、ソバ粉のみで作る「十割ソバ」だ。
国産の原料にこだわる店舗の影響は大きい。

東京都立川市で十割ソバを提供する「八十八庵」は北海道産キタワセというソバのむき身を製粉会社から仕入れて石臼でひく。
「原料の購入額が10キロ9千円を超えるのは異例だが、メニュー価格は変えられない」と店主の青木秀之さんは語る。

品質に人気のある国産ソバだが、原料高の価格転嫁に苦慮する店舗は多い。安価な輸入品との価格競争も激しい。

一方、コンビニやスーパーのソバは小麦粉比率が高い場合で5割に達するという。
玄ソバは国産より6~7割安い米国産と中国産が主力で「ロシア産も増えつつある」(商社)。ソバのチェーン店も主に外国産を使う。
ソバの需要量は年間で12~13万トンです。そのうち日本国内で生産されるのは3万トンから4万トンです。自給率は25%というところでしょうか。
そのうち北海道では1万8千トンくらいが生産されています。2位の茨城県が2千トンくらいですから圧倒的ですね。

その北海道での生産量が6千トンも減るのですから、価格が上がって当然でしょう。

仕方ない、国産の新そばは今年は我慢するか。ということになるでしょうが、ちょっと待ってください。問題はソバだけではありません。

 

北海道の農作物が軒並み凶作

今日の新聞には小豆が不作で、値段が高騰しているという記事が載っていました。
小豆ばかりか北海道で生産されている農産物が軒並み不作なのです。

米、小麦、大豆などの豆類が、不作です。

そういえば、昨年はジャガイモが大雨の影響で収穫が激減し、カルビーなどのポテトチップスメーカーが一部の商品の生産中止に追い込まれたのが記憶に新しいです。
北海道の農産物の出来具合の影響は大です。

農産物だけではない

農産物だけではありません。
北海道では家畜に食べさせる牧草の生産も大きな比重を占めています。その牧草が今年の猛暑で不作です。
今年の異常気象は、乳牛の食欲もなくしてしまい牛乳の生産量も激減しています。

山の中でも異常が

北海道だけではないのですが、今年はブナやミズナラなどの実(いわゆるどんぐり)が不作です。
ドングリが不作の時には、山ブドウやサルナシなどの果実が豊作の時が多いのですが、こちらも不作です。
これらを餌としている山の動物にとっては深刻な食糧不足が予想されます。

その動物の中でも心配なのが、ヒグマです。ヒグマは秋にドングリなどを食べて冬眠に入ります。
食料が少ないと人里に出て食料を探す行動に出るかもしれません。人とのトラブルが心配です。

 
北海道の異常気象による農産物の不作が一時的な物であればよいのですが、最近の全国的な異常気象を考えると心配になります。

 
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